EPA看護師・介護福祉士研修事業

事業概要と研修内容

AOTSは経済連携協定(EPA)に基づき日本に受け入れられるインドネシア人・フィリピン人看護師・介護福祉士候補者が、 日本の病院・介護施設における就労・研修活動に円滑に従事できるよう、 日本語によるコミュニケーション能力・看護/介護に関する知識・職場での心構え等を習得することを目的として事業を行っています。

研修目標

以下3つの能力の獲得を本研修の目標としています。

  1. 生活適応:地域社会で生活できる十分な日本語運用力・生活適応力の獲得
  2. 職場適応:職場で即戦力として就労できる十分な日本語運用力・職場適応力の獲得
  3. 自律学習:職場および地域社会における自律的学習能力の養成

研修内容

① 生活適応

総合日本語研修

話す・聞く・読む・書くの四技能を総合的に学習することで、 日常的な生活場面および就労場面において、 正確かつ適切にコミュニケーションするための日本語能力を習得します。

社会文化適応研修

講義・演習・見学等を効果的に組み合わせ、 日本において一定の質を伴った心身共に健康な生活ができる能力や、 法律・公共ルール・マナーの遵守、日本社会への適応する能力を習得します。

② 職場適応

専門日本語研修

看護/介護の就労場面の事例を使って四技能・文法・語彙等の学習をすることで、 就労に必要な専門的な日本語能力を習得します。 成績上位者はさらに看護/介護の国家試験に必要な読解や語彙を学習します。

職場適応研修

講義・演習・見学等を通して、看護/介護業務に関する日本の制度および就労中のルールを理解し、 学習した日本語と看護/介護の専門知識を用いて円滑に業務の遂行ができる能力を習得します。

③ 自律学習

病院/施設で就労しつつ国家試験に向けた学習を進められるよう、 学習計画・管理の能力・習慣や、周囲のリソースを有効活用できる力を、日常の学習から身につけます。

調べ学習発表会の様子

介護施設訪問の様子

令和6年度(2024年度)実施の研修

概要

インドネシア

看護
研修期間 2024年6月22日(土)~ 2024年12月18日(水)
参加者人数 14名
研修施設 AOTS関西研修センター
介護
研修期間 2024年6月22日(土)~ 2024年12月18日(水)
参加者人数 295名
研修施設 AOTS関西研修センター 及び AOTS東京研修センター

取材についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。

総務企画部 総務・人事グループ

電話:03-3888-8211 FAX:03-3888-8264

(広報担当)

お問い合わせフォーム

AOTS(旧 HIDA)による受入実績

EPAに基づく看護師・介護福祉士候補者の受入が始まった平成20年度より本事業を16年間実施し、受入人数は合計で5,982名になりました。

お問い合わせ

グローバル事業部 看護・介護人材グループ

電話:03-3888-8229 FAX:03-3888-8264

お問い合わせフォーム