2018年8月1日、一般財団法人海外産業人材育成協会（AOTS）は日本政策金融公庫東京支店と業務連携・協力に関する覚書を締結しました。
AOTSは1959年の設立以来、海外の技術者・管理者等を日本に招聘して実施する受入研修事業や、日本の社員を専門家として海外に派遣し海外で指導を行う専門家派遣事業を行って参りました。
18万人を超える帰国した研修生等は、世界各地で自主的に同窓会を結成し（現在、43か国71同窓会）、そのネットワークは現地産業界に深く且つ広範囲に及んでいます。AOTSは、各地の同窓会と協力しながら、日系企業を含む現地産業界の人材育成活動や日本企業の海外展開支援を行っています。
今回、政策金融機関として管内の中小企業の海外展開支援等の取組みに対し精力的な支援を行う日本政策金融公庫東京支店と業務連携・協力することにより、AOTSは、国内外のネットワークを更に強化することができ、今後、活動を展開するうえで大きな相乗効果が期待されます。
AOTSと致しましては、この覚書の締結を契機に、両者の強みを活かした多岐にわたるより一層の連携・協力関係を構築し、内外地域経済の活性化推進に努めていく所存です。