（令和5年度補正予算「ヤングリーダーズネットワーク構築事業」）「日ASEANヤングビジネスリーダーズサミット及び将来世代ビジネスリーダーズサミット開催」に係る企画提案の公募について

ASEANと日本を取り巻く世界情勢は、地政的な不確実性のもとで先行きへの不透明性が高まっている。加えて、気候変動等の地球規模の社会課題や、急激な経済成長と都市化に伴う経済格差の広がり等、国内外の社会課題への対応の必要性が顕在化してきている。これらの共通課題への対応に向け、日本とASEAN諸国との二国間・多国間連携において、さらに強固な連携体制を構築することへの重要性が高まってきている。

こうした背景の中、日ASEAN友好協力50周年の2023年に、第1回の日ASEANヤングビジネスリーダーズサミット及びZ世代ビジネスリーダーズサミットが開催され、日本とASEANにおける将来のビジネスリーダーとなることが期待される人材が集まり、相互の理解・信頼関係を構築・強化し、経済・ビジネスの上の課題、社会課題を共有し、解決に向けた協力のあり方について議論・提言を行った。更に、両サミットの成果物としての共同宣言については、日ASEAN特別首脳会談の共同議長である岸田文雄内閣総理大臣及びジョコ・ウィドドインドネシア大統領に手交された。

また、日ASEAN特別首脳会合において岸田総理から、「「信頼」に基づく「共創」により目指す「平和と繁栄」のためのアクション」が発表され、この中で、日ASEANのヤング/Z世代ビジネスリーダーズ・コミュニティ創設が盛り込まれた。これをうけて、日ASEAN間でのヤング世代・将来世代（含むZ世代）の中長期的な関係構築・強化を図っていくことが重要となっている。

そこで、本事業では、日本とASEANそれぞれにおいて、将来の各国の産業界・ビジネス界のリーダーとなることが期待される次世代経営者や若手起業家等、更にその次の世代を牽引するZ世代以降の将来世代で活躍するビジネスパーソン等を対象として、両地域の将来を担う人材同士が、両地域における社会課題に関する議論・解決策の提言作成を共同で行うことにより、相互の理解・信頼関係の構築・強化を図る。

AOTSから委託を受けて、本事業の受託者は、（１）～（３）の業務を実施する。具体的な実施内容、実施方法については、提案によるものとし、AMEICC事務局、経済産業省通商政策局アジア大洋州課及び独立行政法人日本貿易振興機構（JETRO）と綿密に協議のうえで実施する。

（１）ヤングビジネスリーダーズサミットの開催
（２）将来世代ビジネスリーダーズサミットの開催
（３）事業報告書の作成

本企画競争へ参加を希望する場合は、2024年8月2日（金）午後3時【必着】までに公募申請書をE-mail添付で送付して参加意思を表明すること。

２)    質疑

(１)    質疑受付期限：　2024年8月2日（金）午後3時【必着】
(２)    質疑受付方法：　E-mailで受け付ける
(３)    質疑回答：　受け付けたすべての質問については、2024年8月6日（火）午後4時までに、
   　　　　　　　　公募への参加の意思表明をされた方にE-mailにて開示する。

６．応募書類提出先及び問い合わせ先