2023年1月30日(月)から2023年2月3日(金)の日程で、「使用者団体指導者・修了者招へいセミナー(英語名 Invitation Program for Leaders of Employers’ Organizations and Successful Former Participants)」を実施しました。参加者は、バングラデシュ、カンボジア、ラオス、マレーシア、モンゴル、タイ、ベトナム、トルコからの合計8名です。
過去に労使紛争が発生した国の使用者団体指導者や国際労働関係事業の招へいセミナーの過去の参加者を対象とし、日本の最新の労働事情に関する講義を実施した。今回、3年ぶりに参加者を招へいし、対面でコースを実施しました。
参加者は、日本の労働経済と最近の動向、高齢者の活躍促進、日本企業のグローバル化、ビジネスと人権、日本の労働組合の動向と課題等をテーマとした講義や、メンタルヘルス対策、労働者のための金融機関をテーマとした企業見学を通じて、日本で話題となっている労務管理事情について体系的に学ぶことができました。
またセミナー期間中には、Zoomウェビナーを使用して日本の人事労務管理担当者や専門家向けに情報提供会合を開催しました。「日本の労働経済と最近の動向」をテーマとした基調講演に迎え、8か国の使用者団体指導者・専門家、企業の人事労務担当者が自国の最新の労働事情について発表しました。
日本人参加者からは「最新情報を得ることが難しい国々の経営者の方々のお話を直接聞くことができて大変勉強になった」と高評価でした。