労使関係・人事労務管理セミナー1

前半はオンラインで2024年9月12日(木)、13日(金)、17日(火)、19日(木)、26日(木)、後半は来日により10月30日(木)~11月5日(火)の日程で「労使関係・人事労務管理コース」(英語名 The Program on Industrial Relations (IR) and Human Resource Management (HRM) 1)をハイブリッド形式で実施しました。参加者は、バングラデシュ、カンボジア、エジプト、インド、インドネシア、マレーシア、モンゴル、パキスタン、フィリピン、南アフリカ、スリランカ、タイ、ベトナムからの合計17名です。

使用者団体の職員及びその会員企業の管理職(部長未満)を対象とし、労使間における信頼関係の醸成及び人的資源の管理に関する講義、ワークショップ等を通じて、人的資源管理の基本的な考え方を知り、日本の労働関係、労働事情等への理解を深めることを目的として実施しました。

前半のオンラインでは日本の労働法、労働経済事情、人事制度、リテンションや労使関係などの講義を通じて日本の労働事情について学ぶことができました。後半の講義では、前半部の学びから各自の課題を見直し、その解決に向けた取り組みについてフォーカスを当て、労働組合活動や人材確保と生産性向上支援に関する施設訪問をしたり、能力開発、人材管理と戦略、組織モチベーション向上などに関する講義を通じて、講師や参加者同士で意見交換やグループ討議を行うことで知見を深めました。最終日にはアクションプランを発表し、今後の取組みについてより具体的な実践方法を考える機会となり、実際の現場で効果的に計画が進められている旨、多数の参加者より報告がありました。