労使関係・人事労務管理セミナー1

前半はオンラインで2023年9月12日(火)、14日(木)、19日(火)、21日(木)、26日(火)、後半は来日で、10月30日(月)から11月3日(金)の日程で「経営幹部のための労使関係・人事労務管理研修コース」(英語名 The Program on Industrial Relations (IR) and Human Resource Management (HRM) 1)をハイブリッド形式で実施しました。参加者は、バングラデシュ、カンボジア、インド、インドネシア、ケニア、マレーシア、モンゴル、ネパール、パキスタン、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナムからの合計15名です。

このセミナーは開発途上国の使用者団体及びその会員企業においてその組織の経営に関わる人材を対象とし、経営幹部の立場から労使関係・人事労務を見直すため、日本企業の経営と人事戦略の関係、労使関係、日本の労働法や労働事情等についての講義等を通じて、人を重視した日本の企業経営について理解を深めることを目的として実施しました。

後半プログラムの開始時に、講師が前半部の取り組みや課題等の振り返りを行ったので、参加者はスムーズに後半プログラムに参加することができました。研修中は講義で学んだ内容を見学でも見ることができ、講義内容の一部をどのように活用しているかを学ぶことができました。

講義では『ESG経営と人的資本経営、日本企業の取り組み』を新たに取り入れ、ESG経営を推進している企業の取り組みについて説明してもらいました。後半の対面研修では、求職者・就業者の能力開発を推進する機関などを見学し、日本政府や企業における人材育成の取り組みを学ぶことができました。