2021年8月4日(水)から2021年10月8日(金)の日程で、「労使関係・人事労務管理セミナー1(英語名 The Program on Industrial Relations and Human Resource Management 1)」を実施しました。参加者は、バングラデシュ、カンボジア、ガーナ、インド、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、スリランカ、タイ、トルコからの合計23名です。
このセミナーは主に使用者団体の職員及びその会員企業の中級・下級管理職を対象としており、労使の信頼関係醸成や人的資源管理に関する講義・企業見学を通じて人的資源管理の基本的な考え方を学び、日本の労働事情、労使関係等について理解を深めることを目的として実施しました。本セミナーは同内容で年2回実施するセミナーの1回目です。
2020年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの実施となりました。しかし、対象参加者からも分かる通り比較的若い方が多くすぐにオンラインでの講義に慣れ、活発に意見交換を行うことができました。国によっては台風や停電でZoomの会議室に入れないというようなハプニングが起こることもありましたが、どうしても見ることができなかった部分については録画を見て自己学習し、大変熱心にセミナーに参加していただけました。