前半はオンラインで2024年7月11日(火)~7月18日(木)、後半は来日により8月21日(水)~8月27日(火)の日程で、「使用者のための職場環境改善コース」(英語名The Program on Occupational Safety and Health Management and Work Environment Improvement)をハイブリッド形式で実施しました。参加者は、バングラデシュ、カンボジア、フィジー、インド、インドネシア、ケニア、ラオス、マレーシア、メキシコ、モンゴル、ネパール、パキスタン、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナムからの合計18名です。
前半のオンラインでは、参加者から自身の職場環境の問題点について発表、講義や見学を通じて更なる課題を確認しました。特に企業見学では、作業現場をオンラインで接続し見学を行うことで、職場環境の課題や改善案等の具体的事例を学びました。また、チェックリストを活用して職場環境について参加者どうしで議論を行い、自社で今後実践できそうなことは何か、自ら考える機会を多く設けるように工夫しました。
後半の講義では、参加者は対面で講義や演習を通じて議論を行うことでより理解を深め、前半で学んだ内容を振り返り、自社の職場環境を評価することができました。
コース終了の際には参加者が自社で実施可能なアクションプランを具体的に策定し、自身がトレーナーとなりすぐに活動が出来るように準備をしました。帰国後の進捗状況報告では、研修で学んだ事を導入し、職場環境が改善され、生産性も上がったとの報告もありました。
