経営幹部のための労使関係・人事労務管理セミナー

2020年10月5日（月）から2020年12月16日（水）の日程で、経営幹部のための労使関係・人事労務管理セミナー（英語名 The Program on Industrial Relations and Human Resource Management for Executives）を実施しました。参加者は、カンボジア、インド、ラオス、マレーシア、メキシコ、モンゴル、ミャンマー、パキスタン、フィリピン、タイ、トルコ、ベトナムからの合計20名です。

このセミナーの参加者は主に使用者団体の職員及びその会員企業の経営者、部長以上の経営幹部を対象としており、経営者の立場から自社の人事労務管理を見直すために、人を重視した日本の企業経営について理解を深めることを目的とし、日本の労働事情や日本企業の経営理念、経営計画、ワークライフバランス等の講義や企業見学を実施しました。

2020年度は新型コロナウイルスの影響により、残念ながら来日してのセミナー実施が難しく、各国の参加者と日本をオンラインで繋いでの実施となりました。最初は主催者側も参加者側も慣れないオンライン講義でしたが、Zoomのブレイクアウトルーム機能やチャット機能等を使用することによって、講師と参加者、そして参加者同士が活発に意見交換を行うことができました。

新型コロナウイルスの影響により移動が制限され、世界中の人々の働き方が大きく変わってきていますが、各講師から参加者に日本の働き方がどのように変わってきているか説明していただき、参加者の国の情報も共有し合いました。他国の現状や対策を知ることができ大変参考になったと参加者から好評でした。