専門家の声 ミャンマー(ヤンゴン)

谷口雅俊 専門家
ミャンマー(ヤンゴン)
派遣期間:2018年9月~2018年11月
指導内容:空港内の手荷物管理、作業等に関する指導

現地での生活について

私は2018年9月上旬~11月上旬の2ヵ月の派遣期間で、ミャンマーの空港で働いている現地スタッフに、空港内での手荷物管理や取扱いに関する技術指導を行って参りました。

滞在期間中に私が意識していた事は、できるだけ現地の食事を自分の食生活に取り入れる事でした。基本的に朝食以外は現地のローカルレストランや指導先の食堂を利用する事が多く、地元の人達と同じものを食べていました。

ミャンマーは日本と同じでお米を主食にしており、それをカレーと一緒に食べるのが一般的ですが、日本やインドのカレーとは全く異なり、牛肉、豚肉、鶏肉、魚などを油で煮込んで作るような料理で、煮込んで味の付いた油も一緒にご飯に絡めて食べます。

そして、そこに魚と唐辛子で作った「Nga Pi」という辛いソースをかけて食べると非常に美味しいです。また、お米麺にナマズで作ったスープをかけて食べる「モヒンガー」という料理もよく食べられています。

さまざま種類の食べ物がある中で、特に驚いたのがバッタを揚げた料理や幼虫のフライなど、昆虫食です。ミャンマーでは非常にポピュラーで、味も美味しく、見た目とのギャップがおもしろいです。

現地スタイルの食生活を送ることで、多くの方と接する機会が増えるだけではなく、指導しているスタッフ達との会話がはずみ、より良いコミュニケーションが取れる一助になると思いますので、専門家の皆様には現地の食生活をできるだけ取り入れる事をお勧めいたします!!

現地での食事

現地のローカルレストランにて

ミャンマーではポピュラーな昆虫食

当寄稿は2019年1月23日発行の「AOTSメールマガジン No.94」で配信されました。