AOTS・HIDA同窓会(以下AOTS同窓会)は、日本で行われた研修の参加者(帰国研修生)がAOTS※研修という共通体験を基盤に結束し、世界各地で帰国研修生が自主的に組織したNGOです。
多くの親日的な産業人材が日本とのつながりを保ちともに活動する、ほかに類をみないネットワークです。
AOTS同窓会の活動
- AOTSとの協力事業を含む、人材育成・産業振興活動
- 日本語教室、文化講演会等の文化・社会活動
- 同窓会同士の南南協力を含む国際協力活動
- 会員と家族の懇親パーティ等、会員の親睦活動
AOTSとAOTS同窓会の協力事業
AOTSは、AOTS同窓会をカウンターパートとして、様々な協力事業を推進しています。
また、AOTS同窓会はその新興国に広がる人的なネットワークを活かし、AOTSと協力しながら、国境を越え、人と人、企業と企業をつなぐグローバルビジネス展開を支援するサービスも行っています。
AOTS同窓会間の協力
同窓会地域連合
現在、世界46カ国・75カ所に広がっているAOTS同窓会は、世界6地域でそれぞれAOTS同窓会地域連合を結成し、定期的に会合を持つ等、地域間協力活動を活発に行っています。
同窓会地域連合会議
同窓会地域連合会議は、地域連合に所属している国のうち1つがホスト国となり開催されます。
最近開催された地域連合会議:
ラテンアメリカ同窓会連合会議(FELAAS):
2023年2月にブラジル・サンパウロで開催され、ブラジル、アルゼンチン、チリ、メキシコ、パラグアイ、ペルー、ベネズエラの7カ国・9都市から参加しました。アフター・コロナにおける各同窓会の活動経験を共有し、同窓会間の協力促進等について話し合われました。
ヨーロッパ同窓会連合会議(EFAAS):
2023年11月に北マケドニア・スコピエで、マケドニア同窓会25周年と併せて開催されました。ブルガリア、チェコ、ジョージア、ハンガリー、ルーマニア、トルコと共に計7か国が参加し、各国同窓会間の人材育成活動での協力や、中東欧地域での同窓会結成国拡大に向けた検討等が議論されました。
同窓会代表者会議
AOTS同窓会代表者会議は、原則として4年に1回、AOTSが同窓会代表者を招へいする形で開催されます。
会議では世界中から集まった代表者が経験交流を行うとともに、AOTSと同窓会との協力事業について多くの提案が行われます。
開催の目的
- AOTS同窓会間の連携を促進
- AOTS同窓会とAOTS相互の交流促進
- AOTS事業に対する開発途上国の評価および今後の開発途上国における事業ニーズに関する情報収集
2019年8月1日・2日にAOTS東京研修センターにおいて、第10回同窓会代表者会議が開催され、世界41か国、65か所にわたる同窓会から366名※が参加しました。※オブザーバーを含みます。
詳細報告はこちらをご覧ください。第10回AOTS同窓会代表者会議 開催報告
WNFプログラム
WNF(World Network of Friendship)はAOTS同窓会から自主的に提唱された、開発途上国の自助努力と相互協力による他に類をみない南南協力活動です。
同窓会員、AOTS職員および主旨に賛同くださった一般の皆様からの寄付を財源としたWNF基金により、AOTS同窓会間同士の研修生相互交換を推進しています。
お問い合わせ
海外統括部 海外戦略グループ
電話:03-3888-8244 FAX:03-3888-8242